こんにちは〜久しぶりのブログ更新〜
綴りたいこといっぱい。本当に色々あるよ、最近。
Twitterやブログは気持ちの整頓や知らない人と会話できる有り難いツールだな〜
さて、タイトル通り大事件発生。
その日、Ayalaに行くため二人でバイクで出発。
フィリピンは日本と逆で右側通行。左側の道路を逆走の形で救急車が通行。もちろんサイレンを鳴らしながら。その後ろを走っていくバイクたち。絶対あかん。
なんと彼もそれに付いていく。「これ絶対危ない・・」って言おうとした瞬間、右側から左道路に合流する車と正面衝突。
がっしゃーん。
すごい音しました。
一瞬で道路に落下。
私は足から地面に打ちつけられて。道路にうずくまる。激痛で動けない。
すぐに色んな人が近くに来て、話しかけてくれる。けど＜痛さ＞と＜危険運転をした彼への怒り＞で何も言えない。
彼の言葉で、我に返る。「道路に伏せて、無理に動かないで」と。
＜あ、頭は打ってない、大丈夫だ＞と判断し、彼に頭を打ってないか聞くと彼も大丈夫と。地面に仰向けで寝ている彼。私は足が傷だらけでしたが、動けます。立ち上がり、周りを見ると人だかりと、私達のせいで渋滞発生。ビデオも取られてるし、事故の大きさに震えた。
大丈夫？どこ打った？吐き気は？
優しそうな男性と警察の男性が大丈夫かずっと聞いてくれて、頭は打ってないと伝えるととりあえず安心する彼ら。
フィリピンで初めて救急車に乗る
２０分くらいして救急車が到着。バイクは警察が一旦持っていくと。鍵を彼が警察に渡してから我々は救急車で病院へ。
救急隊員の女性がテキパキと対応
状況を彼が説明し。
・検温
・バイタルチェック を受けました。
救急車の中で謝り続ける彼。正直がっかりと怒りがぐちゃぐちゃ。後ろに人を乗せてるにも関わらず、危険運転すぎる。ううん、私が乗ってるのが問題じゃなくて、あんな運転するなんて馬鹿すぎる。怒る余裕があるだけ、まだマシですけど。大怪我してたかも。
最初の到着はプライベートホスピタル
到着し、彼と救急の人や病院の人で話を。ここに運ばれると２日程
入院が強制らしく、私が不安な顔をしたので彼が違う提案をしたと。（単に英語が難しすぎて、え？って顔をしてただけ・・）
でも入院してたら大分高額になってたのでは。危ない危ない。
その後Governmentの病院へ移動。
普通に待合室で待つことに。緊急度は低いと判断されたのでしょう。彼は車椅子で移動。
今回はパパにも報告。
前回の事故の時は「Don't tell my dad 」と子供みたいな事を言っていた彼。さすがにパパに連絡することに。救急車内で電話すな。
病院まで駆けつけてくれました。
不安な中、パパを見たら安心感やばかった。ありがとう、パパン。
しかし、まあ混んでる混んでる。
我々は頭打ってないし、特に目立つ出血もないので、緊急度の高い人を優先するのは、仕方ないのですが、それでも待ち時間は辛かった。病院なのに大音量でアニメ見ている人がいたり、椅子が足りてなかったりと、なかなかワイルドな空間。調子悪そうな人もたくさんいて、精神的にしんどく、彼に対するイライラが止まらなかったです。
病院でされたこと
＜私＞
・消毒
＜彼＞
・消毒
・レントゲン検査
・注射（破傷風防止のため）
なんか私の扱い軽かったです。爆 まあ重症じゃないから仕方ないけど。
さらにその後に＜メディカルサティスフィケーション＞というペーパーのために１時間くらい待たされましたが、彼が明日取りに来るからと病院の人に説明し一旦彼パパの運転で警察署へ。
気になるお会計は
２５００ペソでした。フィリピンで救急車を呼ぶと高いという噂も聞いていたのですが、事故だからか、高額でなくて良かったです。
事故の後の取り調べが待ち構えていた。
そこで待っていたのは事故の相手の方。私は事故の時は気づく事が出来なかったのですが、ずっと心配して私に声をかけていたのは事故の相手の方でした。
私は９９%彼が悪いと思っていたので、怖い人だったらどうしようと構えてました。
取調室で説明するために待合室で待つ、私達と相手の男性。
きまづい沈黙の時間・・なんてことはなく。
雑談話で大盛りあがりしてるではないですか。アンビリバボー
お前そんな笑ってる立場ちゃうぞ。と心の中で彼をディスる私。
相手の家族の話や我々の今後のプランについてまで話しとる。
彼がバイクの確認をしに席を外した際に、私にも話しかけて心配してくれました。すると
「ごめんね、あの事故は避けることができたよね」と。アンビリーバボー
「ごめんなさい、私は彼に同じことを言った。私達に優しく接してくれてありがとう。本当に感謝します。」と伝えると微笑んでくれる男性。
しかし事故があったのは昼１２時頃。今６時。何時間も警察署で待ってたの？と思って尋ねると「SMシティうろうろしてたよ」ときまづそうに答える男性。「あなたがここでずっと待ってなくて良かった」と伝えると、安心したように笑ってくれる男性。神対応すぎて。
その後、取り調べを受けて
道路の絵を書いた紙の上で、トミカを使って説明する彼。
相手の男性は合流の際は、しっかり前方を確認するよう指導を受け、彼は反対の道路を走るなと注意で終わり。
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車はバンパーが損傷
車の修理代のことを尋ねると保険があるよと答える男性。
その事について彼は家に着いてから、「保険代が多分上がるんだよ、その差額は払おうと思う。」と。連絡先をいつのまにか交換していて、その次の日も連絡をくれた男性。
よかったよかったでは済まない。
家に帰ってから、＜あんな危ない運転で、これで済んだのはラッキーだっただけ。大怪我した可能性だってある。フィリピンではそれが普通か知らんが、こんな運転は私は認めない。＞
と大目玉。
彼も猛反省し、＜もうバイクに乗るのをやめる＞と言う。そうじゃない！
彼が運転が好きなのも、ストレス発散になるのも、理解はしている。
ただルールを守れ。
＜もう一度言うよ。フィリピンでは危ない運転が普通なのかもしれないけど。私の彼氏である以上、私のルールに従って。フィリピンは交通ルールが日本ほど整ってないことも分かる。けど真似してトラブルを招くような事は許さない。＞と、伝えました。
彼も納得して、今も楽しくドライブライフを送っています。
日本の私のパパンにも報告。
心配はするけど動じないパパン。私は困ったことがあったらいつも父に相談。父も同意見で「フィリピンではそれが普通かもしれないから、強くは言えないけどちょっと気をつけてもらわんとな〜」終了
軽いよパパン。笑 うちは本当に放任です。
とは言っても礼儀として？
次の日に＜一応さ、私も若くないし貴方が全部悪いとは思ってないけどね。何もなかった様に過ごすのもちょっと違うと思うからさ、結婚するんだし？私と私のパパはあなただけが悪いと思ってないけど一言ジェスチャーとして謝ってくれない？＞と伝えると＜そうだよね、、分かるよ、、＞と。
テレビ電話で「本当に申し訳ない、二度と危ない運転はしない」と私のパパンに約束する彼でした。
謝る時は英語？日本語？
＜日本語で本当に申し訳ございませんでした。って言う方がいい？＞って聞いてきた彼ですが、ちょっとチョけてるみたいに聞こえるので英語で話してもらいました。笑
＜君のお父さんが怖い人じゃないのは分かってるけど、緊張した。。＞と。大いに反省しなされ。
そんな長い一日が終わって。
次の日もむち打ちも無く。彼は３日は安静にと言われて３日間仕事休んでました。不謹慎だけど羨ましいぜ、おい。笑
筋肉痛みたいな感じは双方あったけど、不幸中の幸い。
あれから一週間。
＜毎日悪夢を見るよ。ごめんね本当に。＞と反省中。＜約束するよ、無茶な運転はもう絶対しないから。＞と。
正直、本当に彼の無謀な運転にはがっかり。でも彼はバイクの運転経験は浅い。
私も実は原付で２回ほど事故の経験が。両方防げた事故。言い訳ですが若さ故。
免許取得してすぐって、急いで運転したり、自分は大丈夫と過信しがち。彼の場合もきっと同じ。
許すけど、 絶対譲らない。
＜気づいたんだよね。あのドライバーは一切、お前が悪い！と僕を責めなかったんだ。正しさより優しさだよね。これからは道も譲るし、急ぐ運転はしない。優しい運転を心がけるよ。＞
本当にあのドライバーの男性は優しい男性で、私達は運が良かったと思います。
そして私は運転の方法に関してはどれだけ言い合いになっても譲らない精神を貫きます。
ところでフィリピン人は怒られると逆切れする？
よく耳にします。笑 彼は基本はキチンと耳を向けてくれます。今回の件で逆ギレしてたら、即別れてました。そんな人で無くてよかった。
